借り回りとは、複数のキャッシングサービスに対して、立て続けに申し込みを行うことを言います。

また、他社から借りたお金で、他のキャッシングの返済をするという場合にも、借り回りと認識されることがあります。たとえば、A社から借りてB社に返す、B社から借りてC社に返すというような、毎月の返済を新たなキャッシングで行っているケースです。

では、こういった借り回りを行うと、その後にどんな影響が出るのでしょうか。
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借り回りとは?

借り回りとは、立て続けに複数のキャッシングに申し込みを行うことを言います。

通常キャッシングの申し込みでは、最初の1件に申し込みをして融資を受けるか、仮に融資を断られたとしても、次の1件に申し込みをして融資が可能かどうかを判断しますので、キャッシングの申し込みは、多くても計2件程度が一般的です。

そのため、どれだけキャッシングの希望金額が大きいという場合でも、申し込みを行う件数は1件~2件程度となります。

しかし逆に、短期間に3件~5件以上の申し込みとなれば、かなりお金に困っているという意味でもありますので、各金融会社も非常に警戒することとなります。また、短期間に複数の申し込みを行うという意味は、お金を借りられるだけ借りて、その後に返済をしないのではないかと思われてしまうのです。

たとえば、他人名義の身分証明書を使って、本人になりすまして何度も繰り返し申し込みを行ったり、夜逃げや自己破産を目的に、借りられるだけ借りるということも考えられます。これらは犯罪行為ではありますが、仮にこういった悪意のある申し込みで融資をしてしまったら、かなりの損害が出ることになります。

金融会社は慈善事業ではありませんので、お金を貸してもきちんと返してくれる人に対して融資を行う流れとなりますので、短期間に何度も繰り返し申し込みをしていると、非常に警戒されるのです。

借り回りで審査に落ちる?

キャッシングに限らず、カードローンやクレジットカードなどの申し込みは、申し込みをした記録が個人信用情報機関に記録されます。

個人信用情報機関に登録される期間は、おおむね6ヶ月間となりますが、この間に繰り返しキャッシングの申し込みを行うと、「借り回り」と判断されて審査に落ちてしまうこととなります。

また、個人信用情報機関に登録された情報は、信用情報機関に加盟している全ての金融会社が閲覧・照会することができます。

申し込みの情報は、たとえその後に融資を受けていなくても、たとえカード発行が見送られたとしても、「申し込みをした」という記録が残りますので、いつ、誰が、どのサービスに申し込みをしたのかが、すぐにわかってしまうのです。
キャッシングの申し込み履歴は残る?記録が残ると審査に不利なの?

借り回りと判断されない申し込み件数は?

借り回りとは、短期間に複数の申し込みを行うことを言いますが、では、何件の申し込みまでなら許されるのか、何件までなら借り回りとならないのかについては、申し込みを行う金融会社の判断となりますので、明確な件数は特に決まっていません。

ただ、一般的に短期間の連続申し込みは、多くても2件~3件までは、おおむね許容される範囲内と考えられます。それ以上の申し込みでは、「借り回り」と判断されるケースが多くなりますので、短期間での連続申し込みは、出来る限り行わないほうが良いでしょう。
申し込みブラックとは?申し込みブラックの件数は何件まで?

キャッシングやクレジットカード、カードローンなどの申し込み情報は、個人信用情報機関に6ヶ月間残ります。

それ以降については、期間が経過すれば情報が削除されていくことになりますので、短期間にあまりにも多くの申し込みを行った場合には、6ヶ月以上の期間を空けてから、改めてキャッシングの申し込みを検討されることをおすすめします。

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