スイミングは、運動系の習い事の中でも特に人気があります。
水泳を習うと泳げるようになるだけではなく、全身運動によって体がバランスよく鍛えられる、心肺機能が鍛えられるといったメリットがあります。
そのため、子供が丈夫に育つように、小さい頃から水泳を習わせるという親御さんが多いのです。
そこで、スイミングスクールの費用について、また習い事の水泳教室の月謝や料金の相場はいくらなのかについてまとめました。
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目次
子供が水泳を習うメリットや効果とは?
子供がスイミングスクールで水泳を習う最大のメリットは、基礎体力の向上と水難事故の防止です。
夏休みになると、毎年のように子供が川や海、プールなどで溺れて亡くなる事故のニュースが報道されます。小さい頃からスイミングスクールで泳ぎ方や水に浮かぶ方法などを学んでおけば、プールなどでの水難事故を防止することが可能になります。
また、水泳は全身運動となりますので、子供の基礎体力の向上にもつながります。体力がないと、万が一、海や川などで溺れた時に、自分で泳いで陸に上がることができません。
心肺機能の向上による効果
スイミングスクールで水泳を習うことで、心肺機能の向上が期待できます。心肺機能を向上させることで、万が一、事故が起こっても、すぐに溺れることを回避することができるようになります。溺れずに救助を待つというのは、水難事故では非常に重要なポイントです。
水に対する恐怖がなくなる
スイミングスクールで水泳を習うことで、水に対する恐怖を克服することが可能です。恐怖は体をこわばらせることに繋がりますので、普段から水に慣れることは、命を守る上でも非常に大切です。
スイミングスクールの費用は?
スイミングスクールの費用は、各教室の料金設定や通う頻度、子供の年齢などによって異なります。また、多くのスイミングスクールでは、通常の一般コースと水泳選手を育成するための育成コースが設けられています。
スイミングスクールでは、一般コースと育成コースのどちらに通うのかによっても、かかる費用に違いがあります。
水泳教室の一般コースと育成コースの違い
スイミングスクールの一般コース
一般コースは水泳教室の基本的なコースで、スイミングスクールに通う子供の多くは一般コースで水泳を習います。
一般コースでは、子供の年齢やレベルに合わせて呼吸の仕方や手足の使い方、泳法など基本的なことから教えます。一般コースは基本的には週に1回、多くても2回程度のレッスンになります。
スイミングスクールの育成コース
育成コースは、競技として水泳を行う水泳選手を育成するためのコースで、教室によっては競技コースや選手コースなどとも呼ばれています。
一般コースから育成コースへ移るタイミングとしては、幼稚園から小学生頃の年齢が多く、子供の上達やレベルを見てコーチから誘われるという流れが多いでしょう。育成コースは、一般コースよりもレベルが高い練習内容となり、練習量も週2回~4回以上と大幅にアップします。
習い事の水泳教室の月謝や料金の相場は?
一般的な水泳教室の月謝は、週1回~2回程度でおおよそ5,000円~8,000円前後が相場になります。
水泳教室では、0歳からお母さんと一緒にできるベビースイミングを実施している教室もありますが、ベビースイミングは比較的リーズナブルな料金となっています。
週2回~4回以上の育成コースの場合は、練習回数も多く、練習時間も一般コースより長くなりますので、料金は割高になります。
実際の料金は、水泳教室によって異なりますが、育成コースに通うのでれば、月謝として10,000円程度は必要になるでしょう。
年齢別の水泳教室の平均費用
0歳~3歳未満の月謝
一般コース(週1回~2回):3,000円~5,000円前後
育成コース(週2回以上):なし
3歳~6歳未満の月謝
一般コース(週1回~2回):5,000円~7,000円前後
育成コース(週2回以上):7,000円~9,000円前後
小学生の月謝
一般コース(週1回~2回):6,000円~8,000円前後
育成コース(週2回以上):7,000円~9,000円前後
中学生・高校生の月謝
一般コース(週1回~2回):6,000円~8,000円前後
育成コース(週2回以上):8,000円~12,000円前後
スイミングスクールでかかる月謝以外のお金は?
スイミングスクールでは、毎月支払う月謝以外にもいくつか費用がかかります。
まず、必要なのは入会金です。ほとんどの水泳教室では、入会する際に入会金がかかります。他にも、水泳を習う際には、水着や水泳キャップ、ゴーグルなどの費用が必要です。
また、スイミングスクールのスクールバスを利用して通う場合は、スクールバスの料金もかかります。
月謝以外の水泳教室の費用
入会金
スイミングスクールの入会金は、3,000円~5,000円程度が相場ですが、少し高額だと8,000円~10,000円程度という教室もあります。また、入会キャンペーンなどで入会金が無料になる場合もありますので、入会するタイミングによっては入会金なしで通うこともできるでしょう。
水着や水泳キャップ代
水泳を習うからには、水着や水泳キャップは必須です。水着や水泳キャップはスイミングスクールで指定のものがある場合もありますし、自由という場合もあります。
水着の値段はピンキリですが、一般的な子供用の水着であれば1着2,000円~3,000円程度でしょう。水泳キャップとゴーグルは、それぞれ1,000円程度で購入できます。
スクールバス代
スイミングスクールでは、スクールバスで生徒の送迎を行っているケースも多くあります。水泳教室によっては、スクールバスの料金が月謝に含まれているという場合もありますが、別途必要な場合は1ヶ月1,000円~2,000円前後がスクールバス代としてかかります。
スイミングは運動系の習い事の中でも費用が安い?
運動系の習い事としては、水泳の他にも野球やサッカー、ダンスや体操など様々あります。
水泳は、基本的には水着と水泳キャップがあれば泳ぐことができますので、ユニフォームや用具などが必要な野球やサッカーなどに比べると、月謝以外に掛かる費用は少なくて済みます。
水泳選手を目指して本格的に水泳を習いたいという場合は、どうしても費用が高額になりますが、週に1回~2回の通常の水泳教室であれば5,000円程度から通うことができます。
スイミングは、運動系の習い事の中でも比較的リーズナブルに始めることができる習い事だと言えるでしょう。