4人家族の構成としては、一般的に夫婦2人と子供2人になりますよね。子供が2人いると育児も大変ですが、毎月の生活費のやりくりで頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
4人家族は家族の人数も多い分、1ヶ月の支出をきちんと管理することが大切です。また、一般的な生活費の相場や平均の金額から、自分の家計管理が適切なのかを確認することも重要です。
そこで、4人家族の生活費はいくら必要なのか、また1ヶ月の生活費の平均や支出の相場、目安についてまとめました。
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目次
4人家族の生活費はいくら必要?
4人家族で実際にどのくらいの費用が掛かるのかは、生活スタイルや環境によって異なるでしょう。
賃貸か持家か、あるいは住宅ローンがあるかないか、車を持っているかなど、家庭ごとの状況によって必要になるお金には違いがありますよね。
ただ、4人家族ということは、夫婦2人と子供2人になりますので、一人暮らしや夫婦2人のみの家族、子供1人の3人家族に比べると、生活費は多くなるのが一般的です。
4人家族の1ヶ月の生活費の平均は?
総務省で実施している家計調査の結果によると、4人家族の1ヶ月の生活費の平均は、平成29年のデータで「313,151円」となっています。
内訳としては、食費が最も高くおおよそ8万円程度掛かっています。逆に、住居の費用は約1万4千円とかなり少なくなっていますね。
ただ、住居の費用については、既に住宅ローンを支払い終えている世帯を含めた統計になるため、家賃や住宅ローンを支払っている世帯とずれが生じていると考えられます。
他に、4人家族の生活費の統計では、子供がいるため、教育や教養娯楽の費用も多くなっています。
4人家族の毎月の生活費の内訳
食料 | 79,364円 |
住居 | 14,093円 |
光熱・水道 | 23,187円 |
家具・家事用品 | 10,767円 |
被服及び履物 | 13,923円 |
保健医療 | 10,889円 |
交通・通信 | 47,522円 |
教育 | 27,733円 |
教養娯楽 | 31,180円 |
その他(小遣いなど) | 54,494円 |
合計 | 313,151円(1ヶ月あたり) |
家賃や住宅ローンがあると生活費も高額になる
全国平均の総務省の統計では、4人家族の生活費のうち住宅の費用がかなり少なく算出されていましたが、実際には家賃や住宅ローンの支払いがある家庭も多いでしょう。
4人家族の場合は、賃貸でもファミリータイプの間取りになりますので、一般的には6万円~7万円、東京などの都心では8万円~10万円以上の家賃が掛かる場合が多いと言えます。
そのため、住居費が毎月の家計を圧迫している家庭も少なくありません。そこで、もしどうしても今月分の支払いが足りないという際には、カードローンがおすすめです。
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4人家族の生活費の支出の相場や目安は?
4人家族の生活費の支出の相場としては、おおよそ30万円前後が目安になりますが、各家庭の生活費は、夫婦や子供の年齢によっても目安となる金額が異なります。
総務省の2人以上の世帯の支出を年齢別で示した平成29年のデータでは、世帯主の年齢が50歳代の支出が約34万円で最も多く、最も少ない20歳代はおおよそ23万円と10万円以上の差があります。
世帯主の年齢が若ければ、まだ子供も小さいためそれほど費用が掛かりませんが、子供の成長と共に掛かる費用もアップしていくと言えますね。
世帯主の年齢別の1ヶ月の生活費
29歳以下 | 23,1439円 |
30歳~39歳 | 260,037円 |
40歳~49歳 | 315,189円 |
50歳~59歳 | 343,844円 |
60歳~69歳 | 290,084円 |
70歳以上 | 234,628円 |
4人家族の生活費は3人家族と比べていくら増える?
3人家族の1ヶ月の生活費は、おおよそ25万円前後が一般的な相場となります。
4人家族の1ヶ月の生活費は、30万円程度が目安となりますので、3人家族に比べると5万円程増えているということになりますね。
子供の人数が増えると、食費が増えるのはもちろんですが、部屋が手狭になって広い部屋に引っ越す必要がある場合は家賃も高くなります。
また、子供が2人いれば、学費など教育に掛かる費用も子供1人の場合の2倍となりますので、当然その分生活費も掛かるようになります。
3人家族の生活費はいくら必要?1ヶ月の平均は?支出の相場や目安は?
子供が成長するほど生活費もどんどんアップする
子供1人の3人家族でも、子供2人の4人家族であっても、まだ子供が小さいうちは掛かる費用が大きく異なるということはそれほどないでしょう。
ただ、子供が小学校、中学校、高校、大学と進むにつれて、子供1人あたりに掛かる費用もどんどんアップしていきます。
そのため、子供が成長すればするほど、子供1人の家庭と子供2人の家庭の生活費も、差が開いてくると言えるでしょう。
特に、2人以上のお子さんがいる家庭は、今現在の生活費だけではなく、今後増えるであろう生活費についても考慮しておく必要があります。