シンキ
年齢・性別 33歳男性
職業 営業職(自動車販売関連)
勤続年数 6年
年収 360万円
クレジットカードの有無 2枚(利用限度枠120万円)
他社の借入金額 140万円 融資金額 ノーローン融資NG

33歳の営業マンがキャッシング審査に通らなかった理由

キャッシングの審査に通らない原因の多くが、返済の遅れと利用枠がないことの2つになります。今回のこの方は、利用枠を目一杯まで使っている状態でしたので、キャッシングの審査がNGとなり、キャッシングをすることができませんでした。

キャッシングの利用枠については、総量規制によって年収の3分の1までと決められていますので、この方のように利用中のキャッシングの総額が年収の3分の1を超えてしまうと、どの金融会社からも融資を受けることができなくなります。

この方のケースでは、年収が360万円ですから、キャッシングの利用はおおよそ119万円までとなります。現在利用しているキャッシング総額が140万円ですから、既に年収の3分の1以上を借りている計算になるのです。

そのため、この方の場合は、新規申し込みだけではなく、既に現在利用している他のキャッシングについても、今後の利用が制限されることになります。
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総量規制に含まれるキャッシングとは?

総量規制によるキャッシングの利用可能額では、クレジットカードや住宅ローン、ショッピングローンなど、一般的な買い物でのローンは含まず、直接お金を借りるキャッシングに対して年収の3分の1までとなります。

そのため、仮に住宅ローンで数千万円のローンが残っている場合でも、クレジットカードで数百万円のローンが残っていても、それらは総量規制に該当しませんので、キャッシングの利用には影響しないものとなるのです。

また、クレジットカードのリボ払いや分割払いも同様に、キャッシングの総量規制には該当しません。年収の3分の1までとなる総量規制に該当するのは、あくまでも直接お金を借りるキャッシングやカードローンが対象となります。

総量規制とは?総量規制対象外キャッシング・カードローンの利点

総量規制に該当するキャッシングについて

一般的なキャッシングサービス
アコムプロミスなど、一般的なキャッシングサービスは、全て総量規制の対象となります。

クレジットカードのキャッシング枠の利用
クレジットカードのキャッシング枠の利用も、一括払いやリボ払い、分割払いに関係なく、総量規制の対象となります。

クレジットカード会社や信販会社が発行しているローンカード
カード会社や信販会社などが発行しているローンカードも、総量規制の対象となります。

銀行系のカードローンは審査に通るの?

銀行や信用金庫などの各金融機関が行っているキャッシングサービス(ローンカードなど)は、総量規制の対象外となりますので、年収の3分の1を超える融資が可能となっています。

しかし、誤解をされている方も多いのですが、銀行や信用金庫などが発行している、いわゆる銀行系カードローンは、確かに総量規制の対象外とはなりますが、審査なしで誰にでも融資を行っているわけではありません。

特に銀行系カードローンでは、通常のキャッシングサービスよりも、かなり審査が厳しい傾向にありますので、仮に申し込みを行っても審査に通ることが難しい状況です。しかも、既に年収の3分の1以上を借りている状態では、いくら総量規制の対象外とは言っても、カードが発行されることは極めて難しいと言えます。

そこで、銀行系カードローンを利用する場合には、一般的なキャッシングサービスで目一杯まで借りてから申し込みを行うのではなく、利用が少ない段階でカードローンに申し込みを行うことが重要です。

銀行系カードローンは、利用が少なければ少ないほど、カードが発行されやすい傾向もありますので、余裕のある時に申し込みを検討するのが良いでしょう。

総量規制を超えたら、もう借りれるところはないの?

既に総量規制を超えてキャッシングを利用されているケースでは、たとえ返済の遅れがなかったとしても、その後のキャッシング利用は現実的に不可能と言えます。これは、法律上のルールとなりますので、各カード会社からしても、貸したくても貸せないのが現状なのです。

また、銀行系カードローンについても、名目上は融資が可能なサービスではありますが、総量規制を超えた状況で審査が通ることは、銀行融資ではまずありえません。

そこで、既に総量規制を超えた利用をされている方が、その後のキャッシングを検討する際には、不動産担保ローンを検討されることをおすすめします。不動産担保ローンでは、総量規制の対象外サービスであることはもちろん、不動産を担保に融資を受けますので、より大きな金額でキャッシングを利用することができます。

不動産担保ローンの申し込みは住宅ローン返済中でも融資可能?

しかも、不動産担保ローンなら、一本化やおまとめローンが可能となりますので、現在利用している全てのキャッシングを低金利で1つにまとめることができるのです。そうなれば、毎月の返済金額も抑えることができますし、適用される金利も大幅に引き下げることができます。

不動産担保ローンは、自営業の方や個人事業主の方向けのサービス、一般的な会社員の方向けサービスがそれぞれあります。ご自身の状況に合わせて上手に活用することで、今後の返済を軽減することができるでしょう。

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