申し込みブラックとは、キャッシングの申し込みを短期間に立て続けに行ったことで、その後の借り入れができなくなることを言います。
これは、申し込みブラックとは？申し込みブラックの件数は何件まで？でも解説していますが、クレジットカードやローンも同じで、短期間に何度も繰り返し申し込みを行うと、その後のカード発行ができなくなったり、クレジットローンに通らなくなります。
そこで、申し込みブラックとなった場合、その後に借り入れができるのか。できるとしたら、いつから利用ができるのか、それともこの先もずっと利用ができないのかなど、申し込みブラックの期間やその後の対処法についてご説明します。
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申し込みブラックの期間は？
申し込みブラックとは、短期間に何度も繰り返し申し込みを行うことで、その後のキャッシングやカード発行ができなくなることを言います。
では、申し込みブラックになると、その後もずっとキャッシングができないのか、カード発行もされないのかというと、そうではありません。
ある一定の期間が経過すると、申し込みをした記録が消えますので、いわゆる申し込みブラックという状態から抜け出すことができます。
そこで、申し込みブラックの期間としては、おおむね6ヶ月間となります。
これは個人信用情報機関に申し込みをしたという記録が保存される期間が最大6ヶ月間となりますので、6ヶ月を過ぎた申し込みの記録はデータから削除されるようになります。
ただ、申し込みをしてキャッシングを利用した場合、カードが発行された場合、ローンを組んだ場合には、申し込みの記録以外に利用限度額や利用状況等の記録が残りますので、上記は申し込みだけを行って、その後に利用していない場合の例となります。
申し込みブラックでも借りれるの？クレジットカードは発行されるの？
基本的に、申し込みブラックと言われる状態になると、その後のキャッシングはできなくなります。また、クレジットカードの審査も、ローンの審査も通らなくなります。
ただ、その方の属性やこれまでの利用状況によっては、申し込みブラックでもキャッシングができた、クレジットカードが発行されたという事例も報告されています。
しかし、これらの事例はほんの少数となりますし、属性も年収600万円以上、勤続年数10年以上、持家などの高属性の方となります。また、キャッシングとクレジットカードの申し込みでも異なりますし、申し込みをする金融会社の都合によっても異なりますので、通常は申し込みブラックの状態ではキャッシングができない、カードが発行されないと考えておくほうが良いでしょう。
申し込みブラックを回避するには？申し込みブラックの対処法
キャッシングやクレジットカードの申し込みを立て続けに行い、申し込みブラックとなった場合には、原則としてその後の新規利用は非常に難しいと言えます。
また、既に利用しているキャッシングカードやローンカード、クレジットカードの増枠等も、申し込みブラックの状態では難しくなりますので、まずは申し込みブラックにならないことが最も重要です。
そこで、申し込みブラックと呼ばれる状態に陥るのは、1ヶ月以内に2件～3件以上の申し込みをした場合、3ヶ月以内に3件～4件以上の申し込みをした場合、6ヶ月以内に4件～5件以上の申し込みをした場合に、いわゆる申し込みブラックの状態となります。
そのため、申し込みブラックを回避するためには、仮に短期間に2件～3件の申し込みを行った場合には、最低でもその後に数ヶ月間は申し込みを控えることをおすすめします。
言い換えれば、キャッシングの申し込みでもクレジットカードの申し込みでも、短期間に2社～3社の申し込みをしても審査に通らなかった場合には、その後にどこの金融会社に申し込みをしても、ほぼ全ての金融会社に断られるということです。
逆に、それ以降も申し込みを続けた場合、今以上に信用を落とす結果となり、今後のキャッシングやクレジットカードの利用にも影響が出る恐れがあります。
また、立て続けに2社～3社に申し込みをして断られた場合、何かしら審査に通らない原因があると考えたほうが良いでしょう。
たとえば、支払いが遅れている、延滞が続いているというケース、あるいは、既に年収の3分の1を超える利用をしているケースなど、現在のご自身の状況によって審査が通らないことも考えられます。
キャッシングやクレジットカードの審査では、その方の様々な要因によって決まりますので、続けて審査に通らなかった場合には、通らない理由や原因を把握し、それらを解決されることをおすすめします。
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