ETCとは、高速道路などの有料道路の料金所で、料金の支払いで停止することなく、料金所をそのままノンストップで通過できる自動支払いシステムを指します。

自動車に専用カード(ETCカード)を設置することで、有料道路をスムーズに通過することができるようになる非常に便利なサービスです。

ETCカードは、ETCカードのみを作ることもできますし、クレジットカードにETCカードを追加することもできます。

ただ、それぞれのETCカードごとに、カードの取得方法や作り方が異なり、さらに年会費がかかるETCカード、年会費がかからないETCカードがあります。

ETCとは?ETCカードとは?

ETCとは、Electronic Toll Collection System(エレクトロニック・トール・コレクション・システム)の略称で、有料道路で利用できる自動料金収受システムです。

ETCは、ETC車載器と高速道路などの料金所に設置されているアンテナの間で、無線通信を行い、自動的に料金の支払いができるという仕組みになっています。

ETCカードとは、ETCカードを自動車に設置することで、有料道路の料金所をノンストップで通過することができるようになるカードです。

ETCカードの作り方とは?ETCカードの審査は?

ETCカードを作る場合には、ETCカードのみを作る方法と、クレジットカードにETCカードを追加する方法の2つがあります。

クレジットカードにETCカードを追加する場合は、クレジットカードの審査を受ける必要があります。

ETCカードのみの作る場合は、ETCパーソナルカードに申し込みをします。ETCパーソナルカードにはクレジットカードのような審査はありません。

どちらも、それぞれにメリットがあり、デメリットもありますので、ETCカードを作る際には、自分に合った作り方でETCカードを取得されることをおすすめします。

ETCカードを審査なしで作る方法

ETCパーソナルカードとは、東日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社が共同で発行しているETC専用カードになります。

ETCパーソナルカードはデポジット式ですから、カードを取得する際の審査はありません。ただ、ETCパーソナルカードを取得するには、月額利用代金の4倍程度の保証金が必要です。

そのため、ETCパーソナルカードを取得する際には、おおむね3万円~5万円の保証金を支払うことが、カードを取得する条件となります。

また、ETCパーソナルカードは年会費として1,234円がかかります。カードの取得は、申し込みから2週間~3週間程度で取得することができます。

ETCカードを審査ありで作る方法

クレジットカードに申し込む際に、追加カードとしてETCカードを希望するにチェックして申し込みを行うことで、クレジットカードとETCカードのそれぞれを利用することができます。

最近では、クレジットカードとETCカードが一体型になっているカードもありますので、非常に便利に活用することができます。

ただ、クレジットカードにETCカードを追加する場合には、各カード会社の審査があります。クレジットカードが発行できない場合、あるいは、カード発行の審査に通らなかった場合には、ETCカードも取得することができなくなります。

クレジットカードのETCカードは、あくまでもクレジットカードに付随するサービスの1つですから、「クレジットカードが取得できない=ETCカードも取得できない」となります。

ETCカードの年会費はいくら?

ETCカードの年会費は、各カード会社によって異なります。たとえば、ETCカードのみを作る場合のETCパーソナルカードでは、年会費が1,234円かかります。

ETCパーソナルカードはデポジット式となりますので、カードを取得する際には、最低でも3万円~5万円程度の費用がかかります。

次に、クレジットカードにETCカードを追加する場合には、クレジットカードの年会費とETCカードの年会費のそれぞれが必要となります。

そこで、クレジットカードにETCカードを追加する際には、年会費無料のクレジットカードで、尚且つETCカードも無料のカードを取得されることをおすすめします。

おすすめの年会費無料のETCカードは?

ETCカードを年会費無料で作りたい方におすすめなのが、JCBカードと三井住友VISAカードです。

JCBカードと三井住友VISAカードは、クレジットカードを申込む際に、同時にETCカードの申し込みを行うことができます。

JCBのETCカードは、年会費や発行手数料は無料です。また、三井住友VISAカードのETCカードの年会費は500円(税別)となりますが、初年度の年会費は無料で、翌年度以降も前年度に1回以上利用していれば年会費はかかりません。

そのため、年会費無料のETCカードが欲しいという方は、JCBカードや三井住友VISAカードがおすすめです。

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