キャッシング申込みで嘘を付いたら？年収や職業に嘘があったら？

キャッシングの申し込みでは、ご自身の情報を正確に記入・入力するようになります。
たとえば、年齢をごまかして記入したり、年収をちょっと増やして入力したりすることは、各金融会社の規約で禁止されています。

ただ、キャッシングの申し込みに限らず、自分自身をよく見せようとする行為は、誰にでもあることかもしれません。しかし、キャッシングの申し込みでは、絶対に嘘を付いてはいけないものとなります。

では、嘘を付いて申し込みをしたらどうなるのでしょうか。
嘘の内容で申し込みをしても、キャッシングの利用はできるのでしょうか。
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キャッシングの申し込みで嘘を付いたらどうなる？

通常キャッシングの申し込みでは、申し込みフォームなどに嘘の情報を記載したり、嘘の内容で申し込みをする行為は一切禁止されています。

これは、各金融会社のHP上でも記載されていることですが、キャッシングの申し込みでは、申込者が記入する内容に嘘や偽りがないことがキャッシングを行う条件となります。

そのため、嘘を付いて申し込みをした場合には、規約違反・契約違反となりますので、その申し込みは破棄されることとなります。また、仮に嘘の申し込みで融資を受けた場合には、規約違反・契約違反として、金融会社に融資金額を全額返還しなければならなくなります。

これまでにも、新聞やテレビのニュース等で、嘘の内容で銀行や信用金庫に融資の申し込みをして、申し込みをした人が逮捕される事件が何度かありましたが、一般的なキャッシングの利用でも、場合によっては嘘の申し込みが不正融資となり、詐欺行為として逮捕されるケースも考えられます。

最初から嘘の申し込みをして、不正にお金を得ようとする行為は犯罪ですから、キャッシングの申し込みでは、絶対に嘘の申告をしてはならないのです。

キャッシングの申し込みで、氏名や年齢、生年月日などは全て正確に記載し、年収や職業などのある一部分だけを嘘の内容で申し込んだ場合でも、基本的にキャッシングの利用をすることはできません。

これは、現在のキャッシングやクレジットカードの利用では、全ての金融会社が個人信用情報機関と提携していますので、これらの情報を閲覧すれば、その方の年収や職業はもちろん、住まいの状況や家族構成など、様々な情報を確認することができるのです。

そのため、仮にある一部分だけを嘘の内容で申し込みをしたとしても、これまでの利用履歴から、入力された内容がすぐに嘘だとばれますので、逆にキャッシングの審査には通らなくなります。

その後、他の金融会社で同じように申し込みをしても、今度は前回の申し込みで断られた記録まで残ってしまいますので、さらにキャッシングの利用が難しくなることでしょう。

ただ、唯一キャッシングの利用ができるとすれば、これまでに1度もキャッシングを利用したことがないケース、クレジットカードやローンなどの利用も1度もないというケースなら、嘘の内容でもキャッシングを利用することができる可能性があります。

しかし、18歳～20歳前後の方であれば別ですが、これまでに全く何も利用していない（個人信用情報機関に何1つ記録がない）というのは、逆に不自然な利用履歴となりますので、こういったケースでもキャッシングを利用することができなくなります。

キャッシングの申し込みで、間違って記載してしまった、誤って入力をしてしまったという場合には、間違いに気が付いた段階で、すぐに申し込みをした金融会社に連絡をされることをおすすめします。

キャッシングの審査では、これまでの利用履歴なども確認をしますので、他社に申し込みをした時の内容と、今回の申し込み内容が明らかに異なる場合には、せっかくキャッシングが利用できる属性であっても、審査に落ちてしまうこともあります。

また、誤った情報に気が付かず、修正などをせずにそのまま審査が進み、仮にキャッシングの利用ができたとしても、今後のクレジットカードやローンの利用において不利になることもあります。

キャッシングに限らず、申し込み内容については、必ず正確な情報を伝えて申し込みを行うことが重要です。その後も、もし登録情報に変更があった場合には、すぐに変更依頼を行うことも必要です。

仮に何らかの方法で嘘の申し込みによって融資を受けることができても、それが嘘だとばれた場合には、融資を受けた全額を一括で返還しなければならなくなります。

場合によっては、融資詐欺として逮捕される可能性もありますので、安易に嘘の申し込み情報でキャッシングの利用をすることは、絶対に行ってはならないことなのです。
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