夫婦と子供1人という3人家族の世帯は多いですよね。夫婦2人の時はそれほど気にしなかった生活費も子供が産まれると色々と出費が増えるものです。
家計を管理していると、自分の家庭は平均よりもお金を使いすぎているのではないかと心配になることもあるでしょう。
自分の家庭の生活費が妥当かどうかを確認するためにも、目安として一般的な3人家族の支出の相場を確認することが重要になります。
そこで、3人家族の生活費はいくら必要なのか、また1ヶ月の生活費の平均的な支出の相場や目安についてまとめました。
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目次
3人家族の生活費はいくら必要？
3人家族の生活費がいくら必要になるかは、各家庭の状況によって大きく異なります。
例えば、住宅を購入して住宅ローンの支払いがある場合は、賃貸のアパートで暮らしている場合よりも支出は多くなります。
また、車を所有しているかどうか、車のローンや保険料の有無によっても、必要になる生活費には差が出ますよね。
他に、3人家族の場合は、子供の養育にどれくらいの費用が掛かっているのかという点も、生活費に与える影響が大きいと言えます。
3人家族の1ヶ月の生活費の平均は？支出の相場や目安は？
3人家族の1ヶ月の生活費は、総務省が2016年に調査した結果では261,490円が平均の金額となっています。他の年の調査結果を見ても、おおよそ20万円～30万円程度が3人家族の毎月の生活費のおおよその相場と言えるでしょう。
3人家族は、家族の人数が多い分、当然一人暮らしや夫婦2人の世帯と比べて毎月の支出は多くなります。
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3人家族の毎月の支出の内訳
家賃・住宅ローン
賃貸物件に住んでいる場合の家賃は、3人家族ならおおよそ6万円～8万円が相場となります。住宅ローンを組んでいる方の場合はローンの年数などによってかなり個人差がありますが、毎月の支払い金額としては、8万円～15万円程度が一般的です。
食費
3人家族の食費は、4万円～6万円前後が相場です。食費は子供の年齢によっても掛かる金額が異なりますので、子供が大きくなるほど食費の支出も増えるようになります。
水道光熱費
水道代や光熱費は、家族3人なら1万円～3万円程度が相場になりますが、共働きで昼間家にいないなど、家庭の状況によって差が出ます。
通信費
通信費は、夫婦2人の携帯電話の料金とインターネット代として、2万円～3万円前後が目安の金額となります。子供も携帯電話を所有している場合はさらに金額が多くなります。
保険料
保険料は、生命保険の他、車や住宅の保険、子供の学資保険など様々ありますので、かけている保険の量や種類によって異なりますが、毎月の支払い金額としてはおおよそ3万円～6万円程度となります。
日用品代
シャンプーやティッシュペーパーなどの日用品としては、1ヶ月1万円～2万円程度が相場です。赤ちゃんがいる家庭では、オムツなどの費用も掛かります。
お小遣い
旦那さんのお小遣いは、月に2万円前後が相場になります。共働きで夫婦共にお小遣い制にしている場合は、2人分の出費となります。また、子供の年齢によっては子供にも毎月お小遣いをあげる場合もありますので、家庭によってかなり差があります。
教育費
教育費は、子供の年齢によって大きく異なりますが、子供がまだ保育園なら1ヶ月2万円～3万円前後となります。また、小学校、中学校、高校では、公立の学校なら月1万円～2万円前後ですが、私立になると1ヶ月5万円～10万円程と大幅にアップします。
3人家族の生活費は子供の成長で金額が変わる？
3人家族の生活費は、子供の成長によって掛かる金額が大きく変わると言えます。
子供がまだ小さければ、掛かるのはミルク代やおむつ代、保育園料程度ですが、年齢が上がると学校の他に学習塾に通わせたり、習い事をさせる家庭も多くなりますので、支出が多くてどうしてもお金が足りないという月もあるでしょう。
そこで、生活費で困っているという場合は、カードローンを利用してお金を用意するという方法があります。
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3人家族で支出が30万円以上なら家計の見直しが必要
3人家族の生活費は、一般的には20万円～30万円が相場となりますので、もし毎月30万円以上掛かっているようなら平均よりもかなり支出が多いということになります。
もちろん家庭によって状況は異なりますので、一概には言えませんが、無駄な支出が多く、生活費が高額になっている場合もあるでしょう。
3人家族は一人暮らしと違い、家計の管理も大変になりますが、生活費が多いと感じる場合は、食費や光熱費など毎月の支出を見直してみる必要があります。
