奨学金とは、大学や専門学校、高校などに進学する学生に対して、日本学生支援機構が学費等の貸し付けを行い、貸し付けを受けた学生は、卒業後に返済していく仕組みです。
奨学金制度は、在学中は支払いが免除され、卒業してから返済が開始される仕組みですから、誰もが学校を卒業してすぐに就職できることを前提に貸し付けを行っていると言えるでしょう。
しかし現在は、奨学金の返済ができずに自己破産をするケース、奨学金の返済が滞って、その後にローンやクレジットカードの審査に通らなくなるケースが増加しています。
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奨学金の返済ができないとブラックになるの?
奨学金とは、日本学生支援機構が行っている学生向けの貸し付け制度となりますが、日本学生支援機構では通常のキャッシングやクレジットカードの利用と同じように、個人信用情報機関と提携しています。
個人信用情報機関と提携しているということは、言い換えれば、奨学金を利用すると、その後の利用状況や返済状況が、個人信用情報機関に記録されることを意味します。
日本学生支援機構が提携している個人信用情報機関は、全国銀行個人信用情報センター(全銀協)ですが、全銀協は他の個人信用情報機関と情報を共有していますので、全銀協で支払いの遅れや延滞があると、キャッシングやクレジットカードが利用できなくなるのです。
奨学金の延滞でブラックリストに入る?
厳密に言えば、ブラックリストというのは存在しませんので、ブラックリスト入りするかどうかとなれば、そのようなことはないとなります。
ただ、上記で記載したとおり、日本学生支援機構は全銀協と提携していますので、仮に奨学金の返済が滞ると、その後にローンが全く組めなくなるということが起こります。
しかも、支払いの遅れや延滞は、最低でも5年間も残りますので、その間はキャッシングも、クレジットカードも、ローンも、何もできなくなると考えておくほうが良いでしょう。
奨学金は期日までに必ず支払いをすること
現在は、カード社会と呼ばれるほど、普段の生活の中でクレジットカードを使ったり、ローンを組んだりすることが多くなっています。また、結婚や出産などで新居を購入するために、住宅ローンを組むこともあるでしょう。
しかし、たとえ奨学金であっても、毎月の返済が遅れていたり延滞したりということがあれば、その後に一切ローンが組めなくなる可能性があります。
クレジットカードが作れない、ローンが組めないということは、全てを現金で支払わなければならなくなりますので、非常に窮屈な生活を強いられることとなります。
どの支払いでもそうですが、1番ダメなのは「連絡もせずに無視すること」です。毎月遅れずに返済ができれば良いのですが、どうしても返済が困難という際には、奨学金には「猶予期間」がありますので、早めに相談されることをおすすめします。
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