収入証明書とは、ご自身の収入を証明する書類を指します。
また、収入証明書はキャッシングの審査でも必要となる場合がありますが、収入証明書の種類には給料明細書、源泉徴収票、確定申告書、所得証明書、納税証明書などがあります。
そこで、一般的な会社員の方がキャッシングの審査で必要とされるものは、源泉徴収票、もしくは給料明細書になります。給料明細書を提出する場合には、おおむね2ヶ月～3ヶ月分の給料明細書と、ボーナスがある場合には賞与明細書が必要です。また、自営業の方や個人事業主の方の場合は、確定申告書の提出が一般的です。
これら収入証明書の提出は、原本ではなくコピーなどでも可能となりますので、キャッシングの申し込みを検討される場合には、予め用意しておくほうが良いでしょう。
ただし、キャッシングを利用する際の収入証明書の提出は、必ず提出しなければならない書類ではありません。現在の年収や他社の利用状況などによって、収入証明書の提出が「必要ないケース」と「必須となるケース」があります。
では、どういった場合に、収入証明書の提出が必要となるのでしょうか。
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キャッシングの審査でどんな時に収入証明書を提出するの？
下記に該当する場合は、キャッシングの審査で収入証明書の提出を求められるようになります。
キャッシング審査で収入証明書の提出が必要になる場合
・50万円以上のキャッシングを希望する場合
・他社も含めて、キャッシングの利用が100万円を超える場合
そのため、はじめてのキャッシングという方が50万円以下で申し込みをされる場合には、収入証明書の提出は不要になります。また、他社の利用があったとしても、キャッシングの利用合計が100万円を超えない場合にも、収入証明書の提出は不要です。
ただし、キャッシングの利用には、年収の3分の1までというルールがありますので、アルバイトやパートなどで収入が少ないという方は、その分、キャッシングできる金額も少なくなります。
これは、総量規制によって定められているルールとなりますが、上記に該当する場合には必ず収入証明書の提出が必要となりますので、キャッシングを検討される場合には、これらを踏まえて希望する融資金額を決めるほうが良いでしょう。
※詳しくは、下記も合わせてご覧ください。
総量規制とは？総量規制対象外キャッシング・カードローンの利点
収入証明書の提出は最初だけでいいの？それとも利用するたびに必要なの？
キャッシングを利用する際に、収入証明書の提出が必要となるケースは、初回の申し込み時だけではありません。
おおむね、どのキャッシング会社でも3年に1度は、収入証明書を提出するようになります。これは、収入証明書の有効期限が3年間と定められているため、仮に有効期限が切れた場合には、現在の借入残高によってはその後の利用を停止しなければならないためです。
そのため、50万円以上の利用や他社を含めて100万円以上のキャッシングを利用されている方は、3年に1度のペースで収入証明書の提出が必要となります。
またこれは、クレジットカードでキャッシング枠を利用している場合にも総量規制が適用されますので、「3年に1度の提出」ということは覚えておくほうが良いでしょう。
ただ、キャッシングの利用枠を減額した場合、カードを解約した場合など、50万円以上の利用、あるいは他社も含めて100万円以上の利用がなくなった場合には、収入証明書の提出は不要となります。
あくまでも、初回の申し込みから、3年後も利用している場合に上記が適用されることとなります。
銀行系カードローンも収入証明書の提出は必要なの？
銀行が発行しているカードローンでは、総量規制の対象外となりますので、原則として収入証明書の提出は必要ありません。
ただし、銀行側が必要と判断した場合には、キャッシングの利用金額にかかわらず、収入証明書の提出が必要となるケースもあります。また、他社の利用が全くない方でも、初回申し込み時に収入証明書の提出を求められた事例もありますので、あくまでも銀行側の判断によるものと考えられます。
特に、100万円～200万円を超えるようなキャッシングの利用枠が大きいケースでは、収入証明書の提出が必要となる場合があります。おまとめローンなどで大きな金額の融資を希望されているのであれば別ですが、通常のキャッシングで銀行系のカードローンに申し込む場合には、50万円以下、又は100万円以下の希望で申し込みをされるほうがいいでしょう。
そうすることで、収入証明書の提出が不要となり、スムーズに審査を進めることが可能となるのです。
