クレジットカードを利用中の方で、クレジットカードのショッピング枠が総量規制の対象なのか、それとも対象外なのか、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
総量規制とは、個人が借り入れできる上限を定めた貸金業法のルールですが、現在は総量規制によって利用できる限度額は、最大でも年収の3分の1までとなります。
では、クレジットカードのショッピング枠は、総量規制の対象なのでしょうか。
アコムのキャッシングなら申し込みから審査結果まで最短30分でお知らせ！
ネットやATMから24時間いつでも借り入れ・返済が可能
クレジットカードは総量規制？それとも総量規制の対象外？
クレジットカードとは、買い物やショッピングなどの商品代金を、購入者の代わりにカード会社が一時的に立て替えるサービスです。カード会社が立て替えた商品代金は、後日、購入者宛てに請求されますので、購入者はカード会社に対して商品代金を支払うこととなります。
クレジットカードは、その方に合わせた利用限度額が設定され、その利用限度額の範囲内であれば、繰り返し利用できるのが特徴です。支払い方法についても、1回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどから選ぶことができますので、手元に現金がなくても大きな買い物ができるというメリットもあります。
そこで、クレジットカードの利用が総量規制の対象なのか、それとも対象外なのかについては、総量規制とはお金を直接借りる場合に、借入上限として年収の3分の1までと定められたルールとなりますので、クレジットカードのショッピング枠は総量規制の対象外となります。
クレジットカードには、一括払いやリボ払いなど、いくつかの支払い方法がありますが、総量規制には支払い方法は無関係ですから、一括払いでもリボ払いでも、分割払いでもボーナス払いでも、クレジットカードの買い物・ショッピングは、全て総量規制の対象外となります。
ただし、クレジットカードには買い物やショッピングで利用するショッピング枠と、お金を直接借りることができるキャッシング枠の2つがありますが、総量規制の対象とならないものは、あくまでもショッピング枠のみとなりますので、クレジットカードでお金を借りるキャッシング枠については、総量規制の対象となる借り入れです。
総量規制に該当するとどうなる？
通常クレジットカードには、買い物やショッピングなどで利用できるショッピング枠と、お金を借りることができるキャッシング枠の2つがあります。総量規制に該当するのは、お金を借りるキャッシング枠となりますので、クレジットカードにキャッシング枠を設定していないということであれば、総量規制の影響を受けることはありません。
ただ、クレジットカードのキャッシング枠は、キャッシングの利用有無によって総量規制の対象なのか、対象外なのかが決まるものではなく、キャッシング枠が設定されているクレジットカードかどうかが重要となります。
そのため、仮にキャッシング枠を利用していないとしても、クレジットカードにキャッシング枠が設定されているだけで、総量規制の対象となります。キャッシング枠が設定されているということは、いつでも自由にお金を借りることができることとなりますので、クレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合には、設定されているキャッシング枠のみ総量規制の対象となるのです。
そこで、総量規制に該当すると、どのような影響が出るのかについては、今後他社のキャッシングを利用する際に利用限度額が制限されたり、カードを作る際に収入証明書の提出が必要となることがあります。
総量規制では、個人が借り入れできる上限を定めると共に、個人の利用状況や返済状況の確認、毎月の収入や年収についても確認をすることが義務付けられていますので、クレジットカードのキャッシング枠を利用する際には、収入証明書の提出を求められることがあるのです。
しかしこれは、あくまでもクレジットカードにキャッシング枠を設定した場合ですから、キャッシング枠を設定しなければ、原則として収入証明書の提出は不要となります。また、他社の利用件数についても、クレジットカードのショッピング枠は申告する必要がないものとなりますので、キャッシング枠を設定していない場合には、クレジットカードを何枚持っていても、他社の利用件数に含めないこととなります。
クレジットカードには、買い物などで利用するショッピング枠と、お金を借りるキャッシング枠の2つがあります。それぞれ適用される法律が異なるようになりますので、総量規制に該当するかどうか不安があるという方は、クレジットカードのキャッシング枠の有無を確認されることをおすすめします。
アコムのキャッシングなら申し込みから審査結果まで最短30分でお知らせ！
ネットやATMから24時間いつでも借り入れ・返済が可能
