JCBカードは、18歳以上で毎月安定した収入がある方なら、クレジットカードを作ることができます。また、高校生を除く18歳以上の学生なら、通常どおりJCBカードを持つことができます。
ただ、学生の方は一般的な社会人の方と比べても、収入面という点では非常に属性が低くなりますので、場合によってはカード発行が見送られることがあります。
そこで、どうすれば学生でもJCBカードが作れるようになるのでしょうか。
学生でもJCBカードの審査に通るの？
JCBカードは、18歳以上の大学生や専門学生、短大生であれば、学生の方でも作ることができるクレジットカードです。
通常キャッシングやカードローンなどを利用する際には、収入があることが借入の条件となりますが、クレジットカードではアルバイトを何もしていないという学生の方でもカードを作ることができます。
そのため、学生の方がJCBカードを作る場合には、収入を得ているかどうか、あるいはアルバイトをしているかどうかによって、カードが作れるかどうかが決まるということはありません。学生の方は、まだ学生という身分ですから、アルバイトなどで収入を得ているという学生の方はもちろん、仮にアルバイトなどを何もしていないという学生の方でも、JCBカードならカードを作ることができます。
学生はクレジットカードが作りやすい？
クレジットカードの申し込みでは、原則として18歳以上、又は20歳以上で毎月安定した収入を得ていることが条件となりますので、仮に全く何も仕事をしていないとなれば、クレジットカードの審査に落ちてしまうこととなります。
しかしこれが、大学生・短大生・専門学生といった「学生」ということであれば、何も仕事をしていなくともカード審査に通るようになります。言い換えれば、クレジットカードの取得は、「学生」というだけで審査が非常にゆるくなるものなのです。
普通に考えると、ものすごく不思議に思われるかもしれませんが、各カード会社が学生の方にどんどんクレジットカードを発行する理由は、社会人になる前に、会員として囲い込みをしたいと考えているためです。
また、クレジットカードとは、それほど頻繁に変えるものではありませんので、1度取得すると長期間に渡って利用することとなります。場合によっては、学生の時にカードを取得して、その後にゴールドカード、さらにプラチナカードというように、利用金額に応じてステップアップしていくことも予想できます。
しかも、学生の時にカードを作って、その後、定年まで使い続けるというケースもありますから、カード会社からすれば学生の囲い込みは非常に重要なものなのです。
学生でも審査に落ちることはあるの？
一般的にクレジットカードの審査では、社会人よりも学生の方のほうがカードが発行されやすい状況です。これは、各カード会社が長期に渡って利用してもらいたいと考えているため、通常よりもカードが発行されやすくなっています。
しかし、だからと言って、学生なら誰でも審査なしでクレジットカードを発行するというわけではありません。学生の方でもクレジットカードの審査に落ちてしまうというケースもあるのです。
そこで、学生の方がクレジットカードの審査に落ちてしまう1番の原因は、毎月の支払いで遅れがある場合となります。これは、他社のクレジットカードを利用している場合に多いのですが、つい使いすぎてしまって、その後の支払いに間に合わなくなったケースです。
カード会社が1番嫌うのは、返済の遅れや延滞ですから、現在他社のクレジットカードなどを利用されている方は、毎月の返済だけは遅れずに行うことが重要です。また、新たにJCBカードを作った後も同じで、せっかくクレジットカードの審査に通っても、その後に支払いが滞ってしまうと、それ以降のカード審査に通らなくなります。
クレジットカードの利用状況は、個人信用情報機関に記録され、どのカード会社もその情報を閲覧することができます。仮に返済の遅れや延滞があると、その後のカード審査に大きな影響が出ることとなりますので、これだけは絶対に避けなければならないのです。
