年収1000万円の生活レベル

年収1,000万円というと、かなりの高所得者というイメージがありますよね。そのため、年収1,000万円もあれば、生活レベルも高く、非常に余裕のある生活をおくることができると考えている方は多いでしょう。

ただ、年収1,000万円といっても、結婚して子供がいる場合と単身の場合では、出ていくお金もかなり異なります。

そこで、年収1,000万円の生活レベルについて、また子持ちと独身の違い、年収1,000万円の税金や保険料、手取り額などについてまとめました。

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年収1,000万円の生活レベルは?

日本で年収1,000万円稼いでいる方は、労働人口の5%以下とかなり少ない割合になっています。

日本の平均年収は500万円~600万円程度となりますので、年収1,000万円は平均の2倍程度のお金を稼いでいるということになります。

そのため、平均的な年収の方に比べると、良い車に乗れる、高額な家賃の家に住める、貯蓄もできるといった金銭的に余裕のある生活が可能になります。

ただ、年収1,000万円あれば好きなだけ贅沢ができるというわけではなく、実際の生活レベルは独身か既婚か、また子供がいるかどうかによってかなり異なります。

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年収1,000万円の子持ちと独身の生活レベルの違いは?

年収1,000万円の場合、個人差もありますが、実際に手取り額はおおよそ700万円~800万円程になります。

月額にするとおおよそ60万円~65万円の収入となりますので、独身の場合はかなり余裕のある生活が可能です。

結婚して子供がいる家庭の場合も、平均よりは余裕があり、特にお金に困るような生活にはなりませんが、極端に贅沢な生活ができるという金額ではありません。

特に、東京などの都心では住居費がかかりますので、家賃や住宅ローンの金額によっては、思ったよりも貯金ができない、ある程度節約が必要になるという場合もあります。

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年収1,000万円の一人暮らしと4人家族の生活レベル

一人暮らしの生活水準

家賃 150,000円
食費 40,000円
水道代・光熱費 15,000円
通信費 15,000円
交際費・遊興費 60,000円
生命保険や車の保険料 20,000円
日用品代 10,000円
貯蓄 290,000円
合計 600,000円

4人家族(子供2人)の生活水準

家賃 180,000円
食費 100,000円
水道代・光熱費 30,000円
通信費 30,000円
交際費・遊興費 60,000円
生命保険や車の保険料 20,000円
教育費 50,000円
日用品代 10,000円
貯蓄 120,000円
合計 600,000円

年収1,000万円の税金・保険料・手取り額は?

年収から天引きされる税金は所得税と住民税になります。

税金は扶養家族の人数などによって控除額が異なりますので、個人差はありますが、年収1,000万円の場合の所得税はおおよそ約82万円程度、住民税は約64万円程度です。

また、社会保険料としては、厚生年金、健康保険、雇用保険の保険料があります。徴収される税率は各自治体や企業によって異なりますが、一般的には全体でおおよそ14.4%程度です。

そのため、年収1,000万円から引かれる税金や保険料を除いた手取り額は、700万円~800万円程度になります。

年収1,000万円の所得税・住民税と社会保険料

1年間の所得税と住民税の目安

所得税 825,000円
住民税 635,000円
合計 1,460,000円

1年間の社会保険料の目安

厚生年金 892,000円
健康保険 489,000円
雇用保険 30,000円
合計 1,411,000円

年収1,000万円の手取り額の目安

手取り年収 7,000,000円~8,000,000円
手取り月収 600,000円~650,000円
※ボーナスを加味しない場合

年収が多いと納める税金や保険料も高い

年収1,000万円は、一般的なサラリーマンの平均年収と比べると高所得であることは間違いありませんが、年収が多いとその分引かれる税金や保険料も高額になります。

そのため、年収1,000万円といっても、実際の手取りにすると700万円~800万円程になります。

もちろん、年収700万円~800万円もあれば、独身はもちろん子供がいる家庭でも基本的にはある程度余裕のある生活をおくることができます。

ただ、年収が多いからといって、高級車を購入したり、高額な住宅ローンを組むなど、生活レベルを上げ過ぎてしまうと、年収1,000万円でも金銭的にゆとりのない生活になってしまうこともあると言えるでしょう。

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