現在は様々な習い事がありますが、昔から根強い人気のある子供の習い事の1つとしてピアノ教室が挙げられます。
子供の時から楽器を習わせたい、音楽の感性を身に付けさせたいと考えている親御さんも多いですよね。数ある音楽教室の中でもピアノ教室は一番人気がありますが、やはり気になるのはレッスン代などの費用ですよね。
そこで、子供向けピアノ教室の料金について、入会金や月謝・レッスン代の相場、その他の費用についてまとめました。
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目次
子供向けピアノ教室の料金は?
子供向けピアノ教室の料金は、一律ではなく、各教室ごとに自由に設定されています。
そのため、一概にいくらとは言えないのですが、ピアノ教室には有名楽器店が経営する大手のピアノ教室と個人のピアノ教室があり、それぞれおおよその料金の相場があります。
大手のピアノ教室としては、ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室などが代表的です。
また、個人のピアノ教室は、音楽大学を卒業した方が、自宅などで教室を開きレッスンをする小規模なピアノ教室です。
ピアノ教室はお金がかかる?月謝が払えない、教材が買えない時の対処法は?
大手ピアノ教室と個人ピアノ教室の違い
毎月のレッスン料
大手ピアノ教室の月謝には、施設の維持や管理の費用などが含まれていますので、個人のピアノ教室よりも高めに設定されています。ただ、有名な音楽大学出身の先生や元ピアニストの方が教えている個人のピアノ教室は、大手ピアノ教室よりもレッスン代が高額な場合もあります。
レッスン内容
大手ピアノ教室では、1人の先生が複数の生徒に教えるグループレッスンを行っています。グループレッスンの料金は個人レッスンよりも安く設定されています。個人のピアノ教室では、1対1の個人レッスンが基本となりますので、グループレッスンを行っている教室はほとんどありません。
また、大手ピアノ教室ではカリキュラムが統一されていますが、個人のピアノ教室ではレッスン曲などの教材が教室ごとに異なり、比較的自由度の高いレッスンが受けられます。
ピアノ講師のレベル
大手のピアノ教室では、一定の基準を満たしたレベルの先生に教わることができます。個人のピアノ教室の先生は、経歴や実力などがそれぞれ異なりますので、先生によって指導力にバラつきがあります。
ピアノ発表会の規模や頻度
大手ピアノ教室では、年に1回大きなホールでの発表会があります。個人のピアノ教室では教室ごとに発表会の有無が異なり、発表会を行っている場合も、不定期であったり、小さなホールや先生の自宅での小規模な発表会となることが多いと言えます。
子供向けピアノ教室の入会金は?
子供向けピアノ教室では、入会金が必要な場合もあります。特に、ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室などの大手のピアノ教室では、基本的に入会金が掛かります。
入会金の金額は教室ごとに異なりますが、5,000円~10,000円程度の場合が多いでしょう。個人のピアノ教室では、入会金が掛かる教室もありますが、特に必要ない場合も多いです。
ピアノ教室の入会金の目安
入会金:5,000円~10,000円前後
子供向けピアノ教室の月謝やレッスン代の相場は?
子供向けピアノ教室では、子供の年齢によって毎月の月謝が異なります。
大手のピアノ教室では、1歳児からの乳幼児向けのコースも用意されていますが、4歳~5歳程度までは複数名でのグループレッスンが基本となりますので、料金は比較的割安です。
小学校以降は、グループレッスンよりも個人レッスンが多くなり、レベルが上がるにつれてレッスン代もアップしていきます。
個人のピアノ教室では、生徒の年齢によって料金が異なる場合もあれば、一律としている場合もありますが、基本的には幼児よりも小学生、中学生の方がレッスン代は高くなります。
大手ピアノ教室の平均費用
幼児(1歳~5歳)の料金
レッスン代:3,000円~5,000円前後
施設料・運営管理費:500円~3,000円前後
合計:4,000円~8,000円前後
小学生の料金
レッスン代:7,000円~10,000円前後
施設料・運営管理費:500円~3,000円前後
合計:8,000円~13,000円前後
中学生・高校生の料金
レッスン代:8,000円~12,000円前後
施設料・運営管理費:500円~3,000円前後
合計:9,000円~15,000円前後
個人ピアノ教室の平均費用
幼児(1歳~5歳)の料金
レッスン代:4,000円~6,000円前後
冷暖房費:0円~500円前後
合計:4,000円~7,000円前後
小学生の料金
レッスン代:5,000円~7,000円前後
冷暖房費:0円~500円前後
合計:5,000円~8,000円前後
中学生・高校生の料金
レッスン代:5,000円~10,000円前後
冷暖房費:0円~500円前後
合計:5,000円~11,000円前後
※上記は1回30分、年間40回(月3回~4回)程度のレッスンを受ける場合の相場です。
子供向けピアノ教室は月謝以外にもお金がかかる?
ピアノ教室では、毎月の月謝以外にも、様々なお金がかかります。
実際に何の費用がどの程度かかるのかは教室や生徒のレベルによって異なりますが、必ず必要となるのは曲を弾くためのピアノ教本です。
また、ピアノ教室に通う場合は、家で練習するためのピアノが必要ですので、ない場合は購入することになります。
他にも、ピアノの発表会やコンクールに出る場合は、その都度参加費や衣装代が掛かります。
レッスン代以外のピアノ教室の費用
教材費(ピアノ教本)
大手のピアノ教室では、レッスンの進み具体やレベルの上達に合わせて1年に1回~3回程度ピアノの教本が変わります。
1回の教材費としては、3,000円前後となりますので、1年間に10,000円程度の教材費が掛かるということになります。個人のピアノ教室の教材費は、大手の教室よりも安く1回1,000円~2,000円程度となります。
発表会やコンクールの参加費
ピアノ教室では、定期的に生徒の発表会を開催していることが多くあります。ピアノ発表会は、年に1回程度で10,000円~20,000円程度の参加費が掛かります。また、個人的にピアノのコンクールに出場する場合は、1回10,000円~30,000円程度の参加費が必要となります。
ピアノの購入費用
ピアノを習うためには、次のレッスンまでに課題を家で練習をしたり、教わったことを復習するためのピアノが必要です。もちろん、家にピアノがなければピアノ教室に入れないというわけではありませんが、基本的には必要だと考えた方が良いでしょう。ピアノの値段はピンキリですが、10万円程度から購入が出来ます。
もしすぐにピアノ代を用意するのが難しいなら、カードローンで一時的に借入をすると良いでしょう。アコムは、借入までの時間が非常にスピーディーですので、出来るだけ早く用意したいという場合もおすすめです。
子供向けのピアノ教室は大手より個人教室の方が料金が安い
子供向けのピアノ教室は、料金だけを見ると大手よりも個人で開いている教室の方が安い場合が多いと言えます。
ただ、大手のピアノ教室では、ピアノ講師の試験に合格した先生に教わることができますので、先生による当たり外れがありません。
もちろん、個人のピアノ教室でも教え方の上手い先生はいますが、どうしても先生のレベルや指導力にバラつきがあります。
そのため、料金面のみを比較すると、個人のピアノ教室の方がお手頃な金額ですが、先生の質やレッスン内容なども考慮した上で決めることが大切だと言えます。