消費者金融とは、いわゆるキャッシングサービスを行っている金融会社を指します。
これは名称によって異なるものではありませんが、キャッシングができる会社、キャッシングの申し込みを受け付けている会社を総称して消費者金融と呼ばれます。

また、代表的な消費者金融系のサービスでは、SMBCモビットプロミスなどがあります。

これらのキャッシング会社では、「お金を貸してくれる」ことは共通していますが、各社ごとに毎月の支払い金額や適用される金利などのサービス内容が異なります。特に、はじめてキャッシングを利用する方にとって、「結局、いくらまで貸してくれるの?」「利用出来る金額を教えてほしい」などが、1番気になることではないでしょうか。

そこで、消費者金融系サービスに、キャッシングの申し込みをした場合の利用限度額や借り入れ上限についてご説明します。

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キャッシングで利用できる金額はいくらなの?

よくテレビCMや広告などを見ると、「500万円まで可能」「300万円までOK」というような金額を目にすることも多いのではないでしょうか。

しかし、これらの金額は、あくまでも「最大500万円までの融資」「最大で300万円までの借り入れが可能」という意味となりますので、キャッシングを利用される方の収入や返済実績などによって大きく異なるようになります。

キャッシングの利用限度額の例(Aさんの場合)

性別 年齢 職業 年収
男性 32歳 会社員 420万円
他社の借入件数 他社の借入金額 クレジットカードの有無
2件 100万円 3枚(利用限度枠120万円)

Aさんは、現在他社のキャッシングで100万円の利用があります。クレジットカードの利用もありますが、こちらはキャッシング枠がないクレジットのみの利用です。

この場合、Aさんがキャッシングを利用できる金額は、年収420万円の3分の1までとなりますので、「420万円×33.3%=139.8万円」までとなります。既に、他社のキャッシングで100万円の利用がありますので、Aさんが今後キャッシングを利用する場合には、「139.8万円-100万円=39.8万円」となります。

また、他社の利用も含めて100万円を超えていますので、キャッシングの審査には収入証明書(給料明細書や賞与明細書など)の提出が必要です。

キャッシングの利用限度額の例(Bさんの場合)

性別 年齢 職業 年収
男性 24歳 アルバイト 200万円
他社の借入件数 他社の借入金額 クレジットカードの有無
なし なし 1枚(利用限度枠30万円)

Bさんは、他社のキャッシングの利用がなく、クレジットカードでのキャッシングの利用もありません。

この場合、Bさんがキャッシングを利用できる金額は、年収200万円の3分の1までとなりますので、「200万円×33.3%=66.6万円」までとなります。そのため、Bさんがキャッシングを利用する場合には、「66.6万円」までの範囲内で利用するようになります。

収入証明書の提出については、Bさんが50万円以上のキャッシングを希望する場合にのみ必要となりますが、仮に50万円以下のキャッシングを希望する場合には収入証明書の提出は不要です。

キャッシングの限度額(借り入れ上限)を超えた場合はどうなるの?

先ほどのAさん、Bさんのように、キャッシングを希望する際には、その方の年収や他社の借入状況等によって、借り入れできる上限があります。

これは、総量規制と呼ばれる貸金業法のルールとなりますが、仮にその方の借り入れできる上限よりも多くのキャッシング利用があった場合には、その後のカード利用が停止され、以降のキャッシングができなくなります。

たとえば、先ほどのAさんの場合では、39.8万円までならキャッシングの利用が可能です。しかし、Aさんが50万円のキャッシング、100万円のキャッシングを利用すると、それ以降のキャッシングができなくなるのです。

またこれは、先ほどのBさんも同じで、Bさんは66.6万円までならキャッシングの利用ができますが、仮にそれ以上のキャッシング利用があると、以降のキャッシングができなくなります。

借り入れ上限を超えるとカードが停止される

総量規制によって、Aさんはいくらまで、Bさんはいくらまでというように、その方によってキャッシングの利用ができる上限が決まっています。そのため、仮にそれ以上の利用があった場合には、利用中のカードが停止され、以降のキャッシングができないようになります。

ただ、通常であれば、キャッシングの借り入れ上限を超えて利用することは出来ませんし、キャッシング会社側でも事前に借入可能額を確認しますので、借り入れ上限を超えるキャッシングとなることはありません。

しかし、下記のような方のケースでは、一時的に借り入れ上限を大幅に超える場合があります。

借り入れ上限を大幅に超えてしまう場合

・以前にキャッシングを利用していて、まだ利用枠が残っている場合
・既に完済しているが、複数の利用可能なキャッシングカードを保有している場合

上記のようなケースでは、今現在は借り入れ上限には該当しませんが、複数のカードでいつでもキャッシングが出来る状態にありますので、それらを1度に全て利用すると、一時的にキャッシングの借り入れ上限を超える場合があります。

この場合にも、先ほどと同じように、以降のキャッシングができないように、カードが停止されます。

カード停止で一括返済?借り入れ上限を超えた場合の対処法

このように、借り入れ上限を超えた利用があった場合には、以降のキャッシングができないように、各カード会社側がその方のカード利用を停止します。

ただ、借り入れ上限を超えた場合であっても、「それ以降のキャッシングができない」というだけですので、その後に一括返済を迫られるということはありません。

また、カードが停止された後も通常どおり返済をしていくと、元金も減っていきますので、借り入れ上限を下回るようになります。そうなれば、停止されていたカードが復活し、再度キャッシングができるようになります。

しかし、カード停止からその後の復活をするためには、改めて増枠審査を行わなければならない場合があります。これは、再度審査をすることで、現在の借り入れ上限を把握し、上限を超えないようにするためのものですが、特に返済の遅れなどがなければ再審査OKとなり、もう1度利用することができるようになります。

ただ、毎月の返済が滞っている場合、繰り返し延滞している場合には、その後のキャッシング枠の復活は非常に難しくなりますので、支払いの遅れだけはしないことが重要です。

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