キャッシングやクレジットカード、ローンなどを利用している際に、毎月の返済に遅れてしまった、あるいは延滞してしまったという経験はないでしょうか。

キャッシングなどの利用では、決められた期日に、決められた金額を支払うということは非常に重要となりますが、何らかの事情があって返済が遅れてしまうことも考えられます。

そこで、支払いの遅れや延滞は、何日までなら待ってもらえるのでしょうか。
どれくらいまでなら許してもらえるものなのでしょうか。
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毎月の返済を待ってもらうことはできるの?

キャッシングやクレジットカード、ローンなどの毎月の支払いは、原則として決められた期日までに、決められた金額を全額支払うこととなります。

たとえば、毎月末日までに1万円の返済と決まっているのであれば、毎月末日までに1万円以上を返済するようになりますので、返済金額が3千円だったり、5千円だったりとなれば、決められた期日通りに返済をしていないこととなります。

また、毎月末日までと決められているのであれば、翌月の1日に支払いをしても、翌月の2日に返済をしても、既に1日遅れ、あるいは2日遅れの返済と認識されます。

そのため、毎月の支払いは、何日までなら待ってもらえるのか、何日なら遅れても大丈夫なのかといったものは、原則存在しないものとなります。

大前提として、キャッシングなどであれば、毎月の支払い日が定められていますので、その期日までに支払うものです。クレジットカードや自動車ローンなどでは、毎月○○日に銀行口座から引き落としになりますので、その引き落としに間に合わせる(前日までには引き落としの金額を入金しておく)ことが基本です。

それ以外は、たとえ1日の遅れであっても、原則として支払いの延滞として処理されることとなります。

返済の遅れはどこまでなら許される?

毎月の返済は、原則として1日でも遅れれば延滞として処理されることとなりますので、決められた期日通りに支払いをすることが基本となります。逆に、毎月の返済が遅れた場合には、その後、カードの利用停止や一括返済となるケースもあります。

ただ、その方によって様々な事情がありますので、やむを得ず返済が遅れるケースも考えられます。

そこで、これまでの事例を元に、各カード会社の延滞に関する対応等を総合的に判断すると、おおむね返済日から1ヶ月を経過すると、利用停止や一括返済となる可能性が非常に高くなります。返済日から2ヶ月~3ヶ月が経過した場合には、どのカード会社も金融事故扱いとしますので、それ以降はいわゆる金融ブラックの状態となり、カードの利用やローンの利用は絶望的と言えるでしょう。

そのため、どうしてもやむを得ない事情により、返済が遅れてしまうケースでは、おおむね1ヶ月以内であれば、まだ何とか話を聞いてもらえる可能性があると言えます。しかし、1ヶ月以上が経過した場合には、その後の返済について話し合いをすることが非常に難しくなりますので、場合によっては利用停止や強制退会、その後の一括返済となるケースもあります。

また、今回の延滞が何度目かによっても、大きく状況が異なるようになります。
たとえば、これまでに3年~5年以上の利用で、今まで1度も遅れたことがなく、利用状況が良好な場合であれば、今回に限り1ヶ月程度は待ってもらえる可能性が高くなります。

しかし逆に、先月も遅れていた、先々月も遅れていたという場合には、各カード会社もこれ以上は待つことができないと判断しますので、すぐに利用停止や一括請求となる場合もあります。

たとえ返済を待ってもらえたとしても個人信用情報機関に記録が残る

キャッシングやクレジットカード、ローンの利用では、決められた期日に、決められた金額を返済することが基本です。逆に、返済金額が不足していたり、支払日に数日遅れるという場合には、決められた約束通りに返済がなかったとして、延滞として処理されることとなります。

ただ、どうしてもやむを得ない事情により、返済が遅れることは誰にでも考えられますので、たった1日遅れただけで、その後に一括請求となるようなことは、ほとんどありません。各カード会社も、ある程度の猶予を持って対応をしているというのが現状です。

しかし、毎月の支払いの基本は、決められた日に決められた金額を返済することですから、たとえ支払いを待ってもらえたとしても、個人信用情報機関に支払いが遅れたという記録が残るようになります。この記録は、支払日からおおむね5年もの間、残り続けることとなりますので、毎月の返済が遅れるということは、自分自身の信用を著しく低下させることとなるのです。

各カード会社に相談をして支払いを待ってもらうことと、個人信用情報機関に延滞の記録が残ることは別となりますので、毎月遅れずに返済をすることが最も重要なのです。

延滞の記録が残るということは、場合によってはそれ以降のキャッシングやクレジットカード、ローンなどの利用ができなくなる可能性もあるのです。カード審査では、「毎月遅れずに返済をしている」という記録を積み上げていくことが重要なのです。

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