年収300万円の手取り額

年収300万円台の方は、労働者全体の15%~20%程度だとされています。年収300万円ということは、1ヶ月の給料に直すと月額25万円ということになりますね。

月額25万円というと、特に少ない金額ではないように感じますが、額面上で年収300万円であっても、実際には税金や保険料が引かれますので、手取り額は少なくなりますよね。

そのため、人によっては生活レベルが低いのではないか、あるいは結婚できるかが心配だと感じる場合もあるでしょう。

そこで、年収300万円の手取り額はいくらなのか、また年収300万円で結婚はできるのか、年収300万円の税金や保険料、生活レベルについてまとめました。

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年収300万円の手取り額は?

年収300万円の手取り額は、おおよそ240万円程度になります。手取り額は、税金や社会保険料を差し引いた金額となりますので、額面上の年収の8割程度になります。

また、年収300万円の1ヶ月の手取り額ということで考えると、単純計算で月額20万円ですね。

ただ、ボーナスの支給がある場合、ボーナス分を差し引いた1ヶ月の手取り額は、月額おおよそ15万円~17万円程度になります。

年収300万円の1ヶ月の手取り額

ボーナス無し 約20万円
ボーナス2ヶ月分×年1回 約17万円
ボーナス2ヶ月分×年2回 約15万円

年収300万円の税金や保険料は?

年収から天引きされる税金は、所得税と住民税です。また、年収から差し引かれる社会保険料としては、健康保険や厚生年金、雇用保険があります。

所得税の税率は、一般的に年収が多くなるほど税率が上がります。住民税についても、前年度の所得に応じて金額が変わります。また、社会保険料は、それぞれの保険料率に準じて決まりますが、厳密には地域や勤めている会社によって異なります。

年収300万円で天引きされる税金と社会保険料

所得税・住民税の金額

所得税 77,000円
住民税 162,000円
合計 年間239,000円(1ヶ月約19,917円)

健康保険・厚生年金・雇用保険の金額

健康保険 123,000円
厚生年金 162,000円
雇用保険 26,250円
合計 年間311,250円(1ヶ月約25,938円)

※年収300万円の所得税の税率は10%、控除額は97,500円となります。
※社会保険料の基本的な本人負担の保険料率は、健康保険4.95%、厚生年金9.15%、雇用保険0.30%です。

年収300万円で結婚できる?

年収300万円でも結婚をすることはできます。年収300万円なら手取りでも月収20万円はありますので、夫婦2人なら問題なく生活できるでしょう。

ただ、結婚後に無理なく生活できるかどうかは、子供の有無によって大きく異なります。夫婦2人に子供1人の3人家族の生活費は、月におおよそ20万円~30万円ほどです。

そのため、共働きで別に収入があれば問題はありませんが、どちらかが専業主婦(専業主夫)で世帯年収が300万円の場合は、毎月の生活がかなりギリギリということになります。

3人家族の生活費はいくら必要?1ヶ月の平均は?支出の相場や目安は?

年収300万円の家庭は夫婦共働きが多い

夫、もしくは妻の年収が300万円の家庭は、夫婦共働きというケースが多いと言えます。ただ、小さな子供がいる場合は共働きが難しい場合もありますので、月によってはどうしてもお金が足りないこともあるでしょう。

そこで、もし今月あと少しお金が足りないという状態になった際には、カードローンを利用して生活費をまかなうという方法があります。

アコムは安定した収入がある方、返済能力がある方、基準を満たしている方なら、パート主婦の方でもアルバイトの方でも申し込みができ、生活費を補てんするために利用している方も多くいます。

年収300万円の生活レベルは?

年収300万円の生活レベルは、独身か既婚か、また子供はいるのかなどによっても異なりますが、実家暮らしなのか、一人暮らしなのかによっても異なります。

毎月20万円程の手取りがあれば、一人暮らしでも十分生活ができますが、どうしても家賃や光熱費などの負担が大きくなりますので、自由に使えるお金は限られます。

特に、東京などの都心では家賃も高額になりますので、一人暮らしの場合は住んでいる地域も生活レベルに大きく影響します。

対して、実家暮らしなら、毎月の固定費などがかかりませんので、自由に使えるお金も多く、かなりお金に余裕のある生活を送ることができるでしょう。

実家暮らしと一人暮らしの違いは?メリット・デメリットは?

手取り月20万円の一人暮らしと実家暮らしの生活

実家暮らしの生活レベル

家に入れるお金 30,000円
交際費 30,000円
生命保険や車の保険料 20,000円
通信費(携帯代) 10,000円
貯蓄 110,000円
合計 200,000円

一人暮らしの生活レベル

家賃 50,000円
食費 30,000円
水道代・光熱費 15,000円
通信費 15,000円
生命保険や車の保険料 20,000円
交際費 25,000円
生活用品代 5,000円
貯蓄 40,000円
合計 200,000円

子育て世代は年収300万円では生活が非常に厳しい

年収300万円は決して少ない収入ではありませんが、結婚して子供がいる家庭は、お金に余裕のある生活を送ることは難しいでしょう。

年収300万円で家族3人が生活するとなると、ほとんど貯蓄もできず、毎月の生活費もギリギリの状態になります。特に、子供が2人以上いる家庭では、子供に掛かるお金もかなり多くなりますよね。

仮に、夫婦どちらかの実家に同居していて家賃が掛からないということであれば別ですが、アパートやマンションの家賃や住宅ローンがある家庭の場合、年収300万円での生活はかなり厳しいと言えます。

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