警察官

警察官は、昔から人気の高い職業ですよね。警察官は公務員ということもあり、給料が安定しているのも魅力の1つですが、実際の年収がどのくらいなのかよく知らないという方も多いのではないでしょう。

警察官と一言で言っても、階級や年齢によって給料も異なってきます。さらに、高卒で警察に入るのか、大卒で就職するのかによっても、年収に差があります。

そこで、警察官の年収について、また警察官の高卒と大卒の違い、階級別・年齢別の給料やボーナスについてまとめました。

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警察官の年収は?

警察官の年収は、総務省が公表している2017年の地方公務員給与実態調査結果の概要によると、平均で7,058,215円となっています。

他の年度の平均年収を見てもそれほど大きな差はありませんので、警察官の年収はおおよそ700万円前後が目安の金額になります。

警察官の平均給料

年収 7,058,215円
月収 456,343円
ボーナス 1,582,099円

警察官の高卒と大卒の違いは?

警察官になるためには、各都道府県警が行っている警察官採用試験に合格する必要がありますが、警察官採用試験は高卒で受けることもできます。

そのため、高校を卒業してすぐに警察官になることも出来ますし、大学を卒業してから警察官になるという道もあります。ただ、高卒で警察官になる場合と大卒で警察官になる場合では、初任給や昇進スピードなど、いくつかの違いがあります。

高卒警察官と大卒警察官の違い

初任給の違い

警察官の初任給は、自治体によって差はありますが、大卒の方が高卒よりも3万円~5万円程高く設定されています。ただ、警察官の給料は階級が大きく影響しますが、階級ごとに定められた給料には高卒と大卒による違いはありません。そのため、高卒でも階級が上がれば給料がアップしますし、大卒でも階級が上がらなければ給料は頭打ちになるのです。

昇進スピードの違い

警察官は、昇任試験を受けて合格することで階級が上がっていきます。昇任試験には受験資格があり、高卒と大卒では資格を得られる期間が異なります。

巡査部長の昇任試験は、高卒なら採用後から4年ですが、大卒は採用後から2年です。警部補も高卒は実務4年ですが、大卒は実務2年と高卒に比べて期間が短く設定されています。そのため、大卒の方が高卒に比べて昇進するスピードが早いと言えます。

警察官の階級別・年齢別の給料やボーナスは?

警察官の給料は、基本的に階級によって決まります。警察官の階級は全部で9つあり、階級が上になる程、給料も高くなります。

最も低い階級が巡査で、そこから巡査部長、警部補と階級が上がり、最も高い階級が警察庁長官です。

階級を上げるためには、昇任試験に合格する必要があり、昇任試験を受けるためには勤続年数などによる制限がありますので、警察官の給料は年齢によっても異なってきます。

警察官の年齢別の年収・月収・ボーナス

20代警察官の給料

年収 400万円~600万円
ボーナス 70万円~100万円

30代警察官の給料

年収 600万円~800万円
ボーナス 100万円~130万円

40代警察官の給料

年収 700万円~900万円
ボーナス 130万円~150万円

50代警察官の給料

年収 800万円~900万円
ボーナス 140万円~160万円

60代警察官の給料

年収 500万円~700万円
ボーナス 100万円~120万円

警察官の階級別の年収

巡査 320万円~820万円
巡査部長 400万円~850万円
警部補 450万円~900万円
警部 580万円~940万円
警視 600万円~960万円
警視正 650万円~1,000万円
警視長 750万円~1,100万円
警視監 1,000万円~1,500万円
警察庁長官 1,500万円~2,500万円

警察官は階級が上がらないと給料も上がらない

警察官は階級ごとに給料が定められていますので、階級が上がらなければ当然給料も上がりません。

そのため、勤続年数が増えても、巡査部長程度の階級なら、いつまでたっても500万円前後から給料が変わらないというケースもあります。

また、10代や20代の若い方は、階級も低いためそれほど高額な給料がもらえるわけではありませんので、お金に困る場合もあるでしょう。

そこで、もしどうしてもお金が必要となった際には、カードローンの利用がおすすめです。アコムなら、最短30分で審査回答が受けられますので、急な出費で困った時も安心です。

警察官は他の公務員よりも給料が高い

警察官の平均年収は700万円前後と一般的に見ても高額ですが、警察官の給料は他の公務員の給料と比べても高い傾向があるのです。

そのため、収入面だけを見ると公務員の中でも魅力的な職業に感じますが、警察官の給料が高いのはその分危険でハードな仕事だからです。

所属する部署や仕事内容にもよりますが、時には凶器を持った犯人と対峙したり、危険を冒して仕事をする必要があるのが警察官ですよね。

警察官は、給料も高く安定した人気の高い職業ですが、一方で過酷な現状から退職者が多いというのも現状です。

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